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法華経と日蓮

日蓮宗パンフレット

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本書は、1968年に愛知県海部郡甚目寺町の実成寺、星野英泉師によって出版され、東京のヤング・イースト・アソシエーションを通じて提供されたものです。

立正大学(東京)仏教学教授、村野宣忠による序文より:

星野英泉師
愛知県甚目寺 実成寺住職、星野英泉師

本書の基本資料は、日蓮仏教の著名な布教者である82歳の星野英泉師によって準備されました。師は、日蓮の教えを世界中に広める目的で本書を執筆しました。日蓮の遺文やその他の書籍から引用を集め、その日本語の原文は8万字に及びました。しかしながら、日本国外の読者には適さない引用については、私がいくつか省略せざるを得ませんでした。

日本の仏教古典を翻訳する際の困難は、当時の書き手や読者には当然のものとされていたものの、現代の読者には理解しがたい定型句が豊富に使用されていることにあります。私たちはこれらの句の意味を説明することはできますが、文章の文体や力強さを損なうことなく、テキスト内で直訳を使用することはできません。これらの句の翻訳としてせいぜい望めるのは、元の言葉に含まれる他の意味を犠牲にした上での、部分的な説明にすぎません。

この翻訳に関連して注意を喚起したいことの一つは、日蓮が解釈した言葉の意味を保持する目的で「法華経(Lotus Sutra)」という言葉をイタリック体に設定しなかったことです。彼によれば、法華経は単なる経典の名前ではありません。時には経典に示された真理の名前として扱われ、またある時には擬人化されたり、神格化されたりすることもあります。

信仰ゆえに迫害された最初の日本人仏教僧について知りたいと願う人は多いにもかかわらず、日蓮の研究に利用できる英語の資料はごくわずかしかありません。今日の世界の宗教分野において無視することのできない日蓮仏教の、さらなる研究の足がかりとして本書が役立つならば、私の喜びは計り知れません。

星野師は、日本の書道だけでなく日本画にも非常に秀でています。本書の表紙の絵は、師の傑作の一つです。

星野師による傑作絵画
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